イラン海軍の駆逐艦と補給艦の計2隻が18日、スエズ運河から地中海を経由してシリア西部タルトスに入港した. 19日付イラン各紙が報じた. イランの艦艇のスエズ通過は昨年2月に次いで2度目. イランには、反体制デモ弾圧で国際的孤立を深める同盟国シリアのアサド政権への支持を示す狙いがあるとみられる. 核開発問題をめぐり、イランへの軍事攻撃の可能性をちらつかせるイスラエルを牽制(けんせい)する意図もありそうだ. イラン海軍のサヤリ司令官は「イランの力を誇示し、地域と世界に平和のメッセージを伝える目的」と述べた. スエズ運河を軍艦が通航するにはエジプト国防省の承認が必要. イスラエルに配慮してきたムバラク政権が昨年2月に崩壊し、通航が可能となった. garatime イラン海軍は昨年6月にもイエメン沖のアデン湾と紅海に潜水艦を派遣. 16人射殺容疑の米兵、アフガン国外へ移送 「アラブの春」で中東の秩序が混乱するなか、地域での動きを活発化させている. (テヘラン=北川学).

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