アラブ連盟は22日、カイロで外相級会合を開き、デモ弾圧を続けるシリアのアサド大統領に対し、権限を副大統領に移譲するよう求める仲介案を打ち出した. アラブ連盟がアサド大統領に退陣を求めるのは初めて. シリア国営テレビは政権幹部の言葉として「目に余る内政干渉」と報じており、アサド政権は提案を拒否する構えだ. 仲介案についての声明によると、連盟はアサド政権とシリア反体制派に、2週間以内に対話を始めることを求めた. さらに2カ月以内に、アサド大統領が権限をシャラ副大統領に移譲し、与野党による「挙国一致内閣」をつくることを要求. その後、連盟や国際社会の監視下で議会選と大統領選を行うとしている. 連盟は、仲介案を実現できるよう、国連安全保障理事会にも協力を求めるという. 会見したカタールのハマド首相兼外相は「シリアが提案を受け入れないならば、国連安保理に話を持って行く」と述べた.

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